キャリアヒストリー

「強い当事者意識を持って仕事に向き合えるので、
やりがいや充実感をたくさん実感できます。」

(株)エー・ディー・パートナーズPM事業部 マネージャー 横山 佳代

Q1:現在の業務とこれまでの経歴を教えてください。

 私は2013年にA.D.W.グループに転職し、エー・ディー・パートナーズでプロパティマネージャーを担当しています。前職もPM業務を担当していましたが、不動産ファンドの大規模物件がメインだったので、同じPMでも仕事の内容や求められるものが大きく違います。

 当社が担当するPM物件は、1棟当たり20戸くらいの個人富裕層の方が所有するアパートやマンションです。PM業務はいわゆる資産管理ですが、オーナー様とのリレーションが最も重要な仕事となります。ですから電話やメール、ファクスなどでの連絡はもちろん、オーナー様と直接会うことも多いです。

Q2:個人富裕層向けのPMサービスの特長は?

 私たちが取り扱う物件は、築20年を超えるものも珍しくありません。こうした物件は稼働率を上げるため、大規模なバリューアップや改修工事が必要になってくるケースがあります。工事料はオーナー様のリターンに直接影響しますから、何か問題が起こる前にいろいろご提案することを心がけていますし、そこが大きな特長のひとつです。

 A.D.W.グループのPM事業の特長は、物件の仕入れからバリューアップ、オーナー様への販売とその先の転売という一連の流れの中でPMサービスを提供している点です。オーナー様が転売した後も引き続き、PM業務を受託するケースも増えていますが、物件もオーナー様とも長いお付き合いをするというのが当社の特長であり魅力だと思います。

 また前職とは、組織面でも大きな違いがあります。前職は組織が大きく、業務ごとに担当が細分化されていました。そのため、オーナー担当であれば入居者との接点はほぼないという状況でしたが、当社の場合はひとりのプロパティマネージャーがすべてを担当するので、オーナー様の考えや思いをダイレクトに入居者様へ反映させることができます。また対応も当然ながらすばやく行えるというメリットもあります。

Q3:PMの仕事のやりがいは何ですか。

 私は資産家ではないので、2億の物件を買えません(笑)。オーナー様に代わって計画立案からさまざまな施策実行まで、不動産経営のすべてをやれるというのはこの仕事の醍醐味だと思います。

 また当社のPM物件は、家賃レベルから大学生などの単身者の方に多くご利用いただいています。不動産の稼働率は3月末を最大に月が進むごとに下がっていく特性がありますが、3月の時点でいかに稼働率を上げるかがとても重要になります。そこで昨年11月から、大学生の入居者様を対象とした早期更新プロモーションを実施しました。その結果、早い段階で70%の方々の更新意向を知ることができました。

 やはり入居者様にはなるべく更新していただきたいと思いますし、こうした部分に費用をかけても良いのではと思い、企画立案しました。当社のように組織が一体となってPM事業を展開していると、こうしたアイデアを実施につなげることも容易ですし、自分が考えたプロモーションが実現できるのも仕事のダイナミズムです。

 私は「PMはサービス業」だと考えています。オーナー様はもちろんのこと、入居者様にも快適に住んでいただけるよう、両者にきちんとサービスを提供できるようにしていきたいですね。

Q4:A.D.W.グループの社風は、業務にどう影響していますか。

 個人のポテンシャルを信じてある程度は任せるという部分では、社内の風通しも含めて進んでいる企業だと思います。業務を細分化していない分、当然ながら責任転嫁することもできないので、担当それぞれの当事者意識は非常に高いと思います。そのために仲間意識も強く、何か問題が起こればすぐ相談に乗ってもらえますし、みんなの経験と知見から解決策を導くことができるので、大変心強いです。

 当社のプロパティマネージャーは、オーナー様や入居者様はもちろん、工事などの協力会社さんとも話す機会が多くあるので、ほかのPM会社では味わえない貴重な経験を積むことができます。さらに当社と物件の売買をするA.D.W.とは、同じフロアで仕事をしているので、情報の共有が簡単なうえに話も通りやすいのも大きな魅力ではないでしょうか。

Q5:これからのキャリアアップをどう描いていますか。

 PMは業務として物凄く奧が深いものだと思います。会社によって形態もさまざまですし、やり方を変えるだけで随分違ったサービスになるはずです。ですから私自身は、もっとPMという仕事を突き詰めていきたいですね。当社のPMサービスは、まだ最高品質という領域には到達していないと思うので、会社としてPMをよりスムーズに提供できるように注力していきたいと考えています。

 個人的なキャリアアップでは、税務の勉強をしていきたいと考えています。当社はオーナー様との長いお付き合いを事業方針としていますが、時間軸が長いからこそ起こりうる課題にどう取り組むかというのも大切です。その中で重要課題となっているのが、相続や節税対策としての税務面からのソリューションです。A.D.W.にクライアント・リレーションズ部門があり、専門的なコンサルティングを提供していますが、オーナー様と常に密接な関係を持つプロパティマネージャーに対しても意見を求められることがあります。そこできちんとお答えできるように、一歩前進していきたいと考えています。